【組合の重要性を知るべき!】
サステナブル社会に欠かせない業界
今回はクリーニング業界があまりにも組合を軽視しているので書かせていただきます
もし組合がなかったら、クリーニング業界はとっくに一部大手の寡占の業界になっていたと思います。これは組合をなくしたすべての業界で起こる現象です
中小個人事業者において、組織力は当然重要です。展示会開催が分かりやすい事例ですね全国展示会、そして先日の兵庫県組合が開催した展示会に参加させていただきましたが、多くの情報を得ることができるだけでなく、メーカー、商社、同業者との交流、そしてビジネスチャンスを掴み、知識や意識を向上する機会を無料で提供してくれます
また、各種講習会もわずかな費用で参加することができます。ちなみに昨年レッツは講習会を5回行いましたが、全て組合主催でした(組合がなかったら0回でした)
その時の参加者に「業界の皆で頑張ろう!」というメッセージを発信していただくため、動画にしました「元気が出た!」「感動して泣けてきた!」というご意見をたくさんいただきました。
この動画は以下にリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください
同業仲間がいる、そして頑張っていることを知るだけでも実はとてもモチベーションアップになっていることを自覚すべきです。何より組合のすごい価値を業界はもっと認識し、そしてフル活用すべきだと思います。
私が元いた洋服の仕立て業界、そして、洋服のお直しの業界は組合が消えた。途端業界自体が滅んでいきましたこのままでは、この業界も必ず同じ道をたどります。行政に働きかけることができるのは組合だけです。組合が力を持って、サステナブル社会にクリーニング協会が果たせる役割をもっと社会にアピールできるように政治力も強化していくべきだと思います。クリーニング業界は本当に健全かつ。これからのサステナブル社会に欠かせない業界ですから、もっと胸を張って自信を持って活躍していくべきだと思います
業界の高齢化後継者不足は本当に深刻です。5年先10年先には業界人が半分以下になっているしまうのではないかと言われていますその対策を打っていけるのも組合だけです。組合をもっと重視してけして諦めてはいけないと切に願います

日本の中小企業が今後直面する可能性のある主な課題や災難には、以下のようなものが考えられます:
1. **人口減少と労働力不足** – 少子高齢化が進む日本では、労働力の減少が深刻な問題です。特に地方の中小企業では、人手不足による事業継続の困難が増える可能性があります。
2. **デジタル化の遅れ** – デジタル技術の導入が遅れている中小企業は、競争力を失うリスクがあります。特にAIやIoT、クラウド技術を活用できない企業は、効率化や顧客対応で後れを取る可能性が高いです。
3. **サプライチェーンの混乱** – グローバルなサプライチェーンの不安定さ(例:地政学的リスク、自然災害、パンデミック)は、中小企業にも影響を与えます。原材料や部品の調達が困難になることで、生産や販売に支障が出る可能性があります。
4. **資金調達の難しさ** – 金融機関の融資審査が厳しくなる中、資金調達が困難になる中小企業が増えるかもしれません。特にコロナ禍で体力を失った企業は、資金繰りに苦しむ可能性があります。
5. **消費行動の変化** – 消費者ニーズの多様化や、オンラインショッピングの拡大により、従来のビジネスモデルが通用しなくなるリスクがあります。中小企業は迅速な対応が求められます。
6. **自然災害のリスク** – 日本は地震、台風、洪水などの自然災害が多く、中小企業にとっては事業継続が脅かされる要因となります。防災対策やBCP(事業継続計画)の整備が不十分な企業は、大きな打撃を受ける可能性があります。
7. **環境規制の強化** – 脱炭素化やサステナビリティへの対応が求められる中、環境規制が強化される可能性があります。これに対応できない企業は、市場での競争力を失うリスクがあります。
8. **後継者問題** – 多くの中小企業では後継者不足が深刻です。後継者が見つからない場合、廃業に追い込まれる企業も少なくありません。
これらの課題に対応するためには、デジタル化の推進、新しいビジネスモデルの構築、人材育成、防災対策の強化などが重要です。政府や自治体の支援策も活用しながら、持続可能な経営を目指すことが求められます。
日本の中小企業が厳しい環境の中で生き残るためには、以下のような戦略や取り組みが有効です:
1. **デジタル化と技術革新の推進** – **ITツールの導入**:業務効率化のため、クラウドサービスやAI、IoTを活用する。 – **オンライン販路の拡大**:ECサイトやSNSを活用し、新たな顧客層を開拓する。 – **データ活用**:顧客データを分析し、ニーズに合った商品・サービスを提供する。
2. **新しいビジネスモデルの構築** – **サブスクリプション型サービス**:定期的な収益を確保するため、サブスクリプションモデルを導入する。 – **体験型サービス**:商品だけでなく、顧客が体験できるサービスを提供する(例:ワークショップ、ツアー)。 – **異業種連携**:他業種と協力し、新たな価値を創出する。
3. **労働力不足への対応** – **働き方改革**:テレワークやフレックスタイムを導入し、働きやすい環境を整える。 – **外国人材の活用**:技能実習制度や特定技能ビザを活用し、外国人労働者を受け入れる。 – **自動化・省人化**:ロボットやAIを導入し、人手に頼らない業務プロセスを構築する。
4. **資金調達と財務体質の強化** – **多様な資金調達手段の活用**:政府の補助金や助成金、クラウドファンディングを積極的に利用する。 – **コスト削減**:無駄な経費を見直し、財務体質を改善する。 – **キャッシュフロー管理**:資金繰りを厳密に管理し、リスクに備える。
5. **自然災害やリスクへの備え** – **BCP(事業継続計画)の策定**:災害時に事業を継続するための計画を立てる。 – **保険の見直し**:自然災害やリスクに備えた保険に加入する。 – **分散型経営**:一つの地域やサプライヤーに依存しないよう、複数の拠点や取引先を確保する。–
6. **環境・社会への対応** – **サステナビリティへの取り組み**:環境に配慮した商品・サービスを提供し、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資を意識する。 – **地域貢献**:地元との連携を強化し、地域社会に根ざしたビジネスを展開する。
7. **後継者問題の解決** – **社内人材の育成**:若手社員を育成し、将来のリーダー候補を確保する。 – **M&Aや事業承継の検討**:後継者がいない場合、M&Aや事業承継支援機関を活用する。 – **オープンイノベーション**:外部のアイデアや技術を取り入れ、新しい価値を創出する。
8. **顧客との関係強化** – **顧客満足度の向上**:品質やサービスを向上させ、リピーターを増やす。 – **コミュニティの構築**:SNSやイベントを通じて顧客との関係を深め、ロイヤルティを高める。 – **フィードバックの活用**:顧客の声を積極的に取り入れ、改善に役立てる。
9. **政府や自治体の支援策の活用** – **補助金・助成金の申請**:デジタル化や環境対策に関する支援策を積極的に利用する。 – **相談窓口の活用**:中小企業支援機関や商工会議所のアドバイスを受ける。
10. **経営者の意識改革** – **柔軟な発想**:変化に対応するため、新しいアイデアや技術を取り入れる姿勢を持つ。 – **リスクマネジメント**:将来のリスクを想定し、事前に対策を講じる。 – **学習と成長**:経営者自身が新しい知識やスキルを学び続ける
。—これらの取り組みを組み合わせることで、中小企業は厳しい環境の中でも生き残り、成長する可能性が高まります。重要なのは、変化に対応する柔軟性と、顧客や地域社会に価値を提供し続ける姿勢です。
私、「なるほど、ごもっともです!ありがとうございます、頑張ります!」
この度の後編はさらに具体的に過去と現状を説明し復活のための提案をさせていただきます
衣類のメンテナンス業界、洋服のリフォーム業界だけではなく、ほぼ全ての業界で技術者不足と言われている昨今ですがもちろん理由は勉強経験努力不足からですよね
では、それを補うためには何が必要か?ズバリ
「時間」です
この時間を誰が負担するか?企業?個人?
今からいくつか例をあげます
私の祖父や父は洋服の仕立て業を目指すために「丁稚奉公」をして1人前の職人になるための教育を受けました、もちろん無給で食べさせては頂き雑用や下仕事をしながら技術を教えてもらう職人育成方法ですこれを2年から4年ぐらいしてから一人前の職人として扱われるようになりした
今では考えられないと思われるかもしれませんが多くの業種でこのようなことが普通に社会的に行われていました
だから、多くの技術者が育ち戦後から日本経済が一気に復興していきました
この度の働き方改革、時短推奨社会において、この人材育成は中小企業ではほぼ不可能だと思います。ということはとにかく簡単に覚えられる技術のみを優先し、本格的な技術を用しなくてもできるサービスを追求するようになります
当然、サービスの質は低下し、世界的競争力は失い。日本経済はますます低下してくるでしょう
そんな最中、希望もあります!
私が帰社する21時〜22時位にいつも店は閉まっていても中で電気がついていて十数名の人がいるチェーン店の美容院がありました
話を伺ってみると新人が集まってベテランの人に教えてもらっている勉強会を毎晩やっているらしいです。しかも自主的ですから無給で率先して行っているとのことです
また、私の開催するレッツリフォーム講習会に毎回会社から受講料を交通費ももらわず、自分のためと自費で勉強に来られる受講生さんも少なからずいらっしゃいます
さらに私が主催するリフォーマーオンライン講座も自費で受講し自分の勤める会社やお店のために頑張る人たちもいます
会社で使うスキルは会社が負担し、社員の育成をすべきだという考えはもちろんあります
しかし、その身につけたスキルは永遠に会社のものですか?その人が辞めたら会社は大損だけでなくライバルを育成してしまうことになります
さらにそれが当たり前だと思った人はそのことに対する感謝もなく仕事をします、だけでなく、仕事に対する価値観も希薄なものになります
さらにその人が独立したら同じことをしなければならないですよね、これはものすごく資本力のある会社しかできませんから、必ず途絶えるシステムです
大手、経営にゆとりのある企業しか人材育成できないシステムは今後そのような会社は全ての業種でなくなってくるので、この過保護人材育成方法はなくなってくる、すなわち、日本経済は奈落の底に落ちていくということになります
このことがわかれば、どうすれば日本経済は復活していくかがわかると思います
人材育成は?費やす時間も費用も個人負担にすべき!
その代わり、その個人の技術価値を重んじ優遇する企業姿勢を貫く方針が必要だと思います
誰でもできる技術ならAIまたは低賃金労働者が担うことになってしまうと思います
これからの社会で役立つ将来性のある技術を選定し自らの時間とお金を使って、自分の将来のために技術を身につけ磨いていくことがその本人のため、そして日本経済復興の鍵だと思います
だから結論は働き方改革が全てではなく
【個人が努力する働き方改革】が必要だと思います
AIやDXの時代だと言われますが、その技術を高めていくためにもこの【個人努力働き方改革】が必要になります
私の所属するファッション、メンテナンス業界、洋服リフォーム業界はまさにこれが全てです、これができなければ社会から淘汰されていくでしょう、何が何でもやらなければいけません
これで日本経済は復活する!だろうか?

今回は大それたテーマかもしれませんが、どうしてもこれからの技術職の皆様にお伝えしたいことがあります
働き方改革関連法が施行されたのは2019年4月から「一億総活躍社会」を目的に様々な働き方に関する規制が生まれました(検索すれば誰でもすぐ確認できます)
労働者には「働く時間を短くして有給休暇も必ず与えて、賃金はどんどん上げてくださいね」
という労働者にとっては夢のような法案でしたね
それから5年経ってどうなったか?
過去最高に中小企業の倒産件数は増えている、日本経済は良くなる兆しが見えないという結果、これから良くなるのでしょうか?
大企業も中小個人企業も、業種も、地域も、利益が出ている企業も出ていない企業も、また若い人から高齢者まで、能力の高い人もそうでない人も一律に同じ条件にするのはまさに共産主義的働き方だと思います
これは人間を堕落させていく働き方だと思います
ブラック企業をなくす、労働者を保護するため大義名分は分かりますが、これだけ働く場所があり嫌なら自由に変えられる社会でこれが必要なのでしょうか?
働き場所のない社会なら政府が規制し関与することは必要だと思います
しかし、日本が高度成長できたのは自由な働き方ができて、そしてやる気のある人たちが頑張ってきたからだと思います
このような労働規制が行われると必ず経営者に負担がのしかかります
中小個人企業の経営者は社員を休ませた分を補うため、または人を雇えなくなっているため自分が働かなくてはなりません
休みはなくなり早朝から深夜まで働いても給料は上がらずまさにブラック状態で働くことになった社長さんたちが限りなく生まれてきています
そして力尽きて倒産件数が最多となっている現状が昨今です、同時に解雇された多くの労働者も路頭に迷ったことでしょう
さらに5年後には最低時間給を1500円以上にしていくという法案ですが、これに対して中小企業の回答は半数以上が経営していけないと回答しています。ということは半数以上の中小企業がなくなる、多くの人の働く場所がなくなり優秀な労働力を持った人しか採用されなくなる時代が訪れます
もちろんAI もどんどん普及し優秀な人でさえ必要なくなってくる可能性も高いですね
これは現状を分析したら誰でも理解できることだと思います
一度良くしてしまった労働条件を下げることは困難です、もっとはっきり言いますと一度堕落した人間を改善させることはさらに困難です
なぜこんなブログを書いたかと言うと無意識、無関心で流されていると、経営者も労働者も日本経済も今後さらにダメになると思ったからです
この法案は最早止めることができない、抗えないのならこの社会でも生き残れる策を考えていかなければならない、そのための施策、努力を経営者はしていかなければならないということになると思います
後編はこれが技術職に及ぼす影響と対策について書かせていただきます
ご参考にしてください

クレームで絶対にやってはいけない事ってご存知ですか?
ほとんどの人はそれを知らない。だからクレームが起こると気分は落ち込み、全ての仕事のパフォーマンスが落ちてしまう
メンテナンス業界では様々なクレームが発生しています
ほんの一例ですが、クリーニングに出す前はこんなところに傷はなかったはずだ!お宅でやってしまったのではないか?
身に覚えがないクレーム、理不尽なクレーム、メーカーが原因のクレーム、お客様が勘違いされているクレーム、などあげたらキリがありません
最近ではカスタマーハラスメント!
カスハラと略される顧客が過度な要求や圧力を加えてこられることも多くなってきています
これで精神を病んでしまった人、仕事が嫌になってやめてしまった人、人間不信になってしまった人、見てきました
新しいサービスメニューを作り、お客様のために頑張ったのにたった一つのクレームでそのサービスをやめてしまう人も少なくありません
新しい事にチャレンジできない人はクレームになったらどうしようといういうクレームに対するトラウマが原因になっていることが多いです
たった一つのクレームで日常の生活自体が暗く不安な気持ちになり、まともな仕事ができなくなってしまうことってあると思います
だからレッツリフォームはクレームに対するノウハウ動画を作りました、その1からその5までありますから。お時間ある時にご覧ください
https://vt.tiktok.com/ZS6e9SJ5p/
これでもう分かりだと思いますが、クレームの時絶対にやってはいけないことは?
【自分を傷つけること】
です、クレームがあったらすぐこれを意識し、自分の心を1mmを傷つけないことを心がける!
そのためにレッツのノウハウを活用して下さい
クレームの最大の損害は弁償とかではなく
自分を起こったクレームで傷つけ、仕事、人生そのものを暗く不幸にしてしまうことです、その損害ははかりしれません
これは絶対に忘れないでいてほしいと思います
それはメーカーが指定するメンテナンス、クリーニング方法を無視して乱暴な方法で洗っているからです。
「洗濯表示(ケアラベル)を見て洗濯されていますか?」
と聞くとほとんどの人はそんなの見たこともないと言われます
ケアラベルはメーカーがその服にあった洗い方を指定する取扱説明書であり、保証書でもあります
だからこれ以外の方法で行ったら保証できない、責任は持てないという証です
「洗濯機、コインランドリーで普通に洗えてますよ」
というご意見が多いと思いますが、実は違います、その服はもっと良いコンディションで着られるはずだし、もっと長く着用できるはずです
一例ですが、伸縮繊維、ポリウレタン入りの服が氾濫していますが洗濯機でぐるぐる回したら次第に形が崩れてきます。さらにコインランドリーで高温で急速乾燥させたら間違いなく寿命は短くなります
しかし一気にはそうはならないので、ほとんどの人は気づきません
だから、洗濯機やコインランドリーで洗っても問題ないと思ってしまっています
変形、寿命、劣化を促進している洗い方をしていることに気づいていません
だから様々な洗濯表示記号がありますがほとんどの人は知らない、知ろうともしない
ネットで検索すればすぐにその洗濯方法は誰でもわかります
しかし、その中で唯一曖昧なマークがあります
それがこのマルダブル、意味はウェットクリーニングです
ウェットクリーニングとは?
家庭洗濯とは異なる【専門家の特殊な技術による水洗い】になります

このマークはつけられていたら、その服はメンテナンス、クリーニングのリスク商品です
例をあげたらきりがないのですが、普通に洗濯機やコインランドリーで洗ったら必ず何らかしらのトラブルが生じてきます
ところが、このマークと同時に桶(バケツ)のマークがつけられた服がたくさんあります
この意味は「リスク商品ゆえ専門家に依頼してください。しかし、家庭でも洗えますよ。自己責任で洗濯してください」
という意味になります
困ってしまいますね〜
ではさらに解釈させていただきます
「大切に長持ちしたい服はプロに依頼しましょう。そんなに大切ではない長持ちさせるつもりもない服ならご家庭で優しく気をつけて洗ってください」
ということになります
安物だから洗濯しているうちに変形してくるし、寿命はそんなに長くないと思い込んでいる方が多いと思いますが、実はメーカーが指定する方法で行えばずっと良いコンディションで長持ちさせることができる、そのための洗濯表示(ケアラベル)です
メーカーがこれをもっとしっかり伝えるべきだった
購入者もお金を出して買った服を大切に着るためにこの取扱説明書、ケアラベルを見て洗濯するべきだった
メンテナンス業者もこの事実をもっと啓蒙し、服を大事にしてもらうことを伝えるべきだった
大量生産消費廃棄を縮小し、サステナブルファッションを目指していくための第一歩はこのケアラベルを見るということが基本だと思います
ウェットクリーニングについての深いお話はまたの機会にさせていただきます
▶▶▶「服をダメにしているのは実はあなたです」是非動画もご覧ください
それは川上(メーカー)が変わったから!
メンテナンス業界は川下に例えられます、川上のメーカーが作ってくるものを理解していないで、ベストなメンテナンスはできないはずです
20〜30年前の服と今の服は似ているようで中身が全く異なります
対してクリーニング技術やサービスはさほど変化がありません
当然、メンテナンス上のミスマッチ、市場とのギャップが生まれ顧客離れが進んでしまったのだと思います
一例ですが、クリーニングの主力商品スーツやワイシャツ、昔は伸縮する素材などなかったはずです、今では市場の半数以上は伸縮素材に変わっています
なのに、洗い方やアプローチがほとんど変わっていないのは由々しきことだと思います
主流だった自然素材から多くの化学素材が開発され、活用され氾濫しています
その中でも最も服に変化を起こさせた素材がポリウレタン(PU)です、具体的に8つの説明をしていきます
1.シワになりにくいから家庭で洗濯できる服が多くなった
2.主力商品のスーツやワイシャツでさえ、家庭洗濯に半分以上流れてしまった
3.ファストファッションが拡大し、服の流行のサイクル、服の寿命までも短くなってしまった、伴いメンテナンスの機会も失われている
4.関連して服を大切に長く着ようとするモチベーションが失われて、メンテナンスの意欲が希薄になってきた
5.PU 樹脂、繊維が氾濫しシミや汚れが取りきれない服やケースが多くなってきたその理由も説明できていないため、プロとしての信頼も失われてきている
6.クリーニングリスクの高い素材が多くなり、それに伴いお断り品が増え、事故品が増え経営的にも損害を及ぼしている
7.関連して 受付者に過度な精神的負担が生じ知識不足からリスペクトされない誇りを持てないゆえ人材不足、定着しない仕事になっている
8.クリーニング業界が掘り起こしていくべき。靴や鞄の需要がPU が壁となり、いまだに掘り起こせていない。新しい市場を構築していけない理由になっている
これらはすべて新素材ポリウレタンが関係しています、だからこのポリウレタンを理解し対策を打っていかない限り衰退産業から脱却できないと思います。
だからレッツリフォームでは【合成皮革ポリウレタンメンテナンスリペア講習会】を業界にご提案しています
だけでなく実は秘策もあります
これは本来私が言うべきことではないと慎んでいましたが部外者へ気づき、クレームや事故品を誰よりも多く対応してきたから分かったことです
言うべき時だと思いますから、次回のブログで詳しく説明していきたいと思います
ヒントは以下の写真と動画です。まずはご参考にしてください

それはケアラベル(洗濯表示)を無視して洗っているからです
メーカーはその商品のメンテナンス方法を購入者に指示するための表示義務があります、そのために服に必ず取り付けなければいけないものがケアラベルです
この指示通り洗ってください。もしこれ以外の方法で洗ってトラブルが生じても責任は負えません。というメンテナンス取扱説明書があり保証書でもあります。
あなたはご覧になっていました?
もしこれを見ずにただ洗濯機でグルグル洗ったりコインランドリーに入れて乾燥などしていたらほとんどの服は本来の機能や美しさを失い、そして寿命を短くしているはずです
▶▶▶この洗濯表示の意味を知らない人はまずこちらからご覧ください(クリーニング組合ホームページ)この機会にちょっと学んでください
その後以下ご覧ください

このマークがついているものはメンテナンスリスク商品ですこのマークが記載されていたら要注意です

これは T シャツ綿100% なのにウェットクリーニングが推奨されています。その理由は?顔料プリントがされているからです、もちろん!乾燥機は絶対ダメ、洗濯機でも洗える表示もありますが、ダブルアンダーバーはすごく弱く気をつけて洗ってください。という意味です

これはスラックスです。ここにもウェットクリーニングのマークが記されています。タンブリングはバツです。家庭で洗えるマークもありますか?ダブルアンダーバーです、理由は伸縮素材短期寿命劣化素材ポリウレタンが3% 入ってるからですね

これはジーンズなのにウェットクリーニングアンダーバー、アイロンもダンブル乾燥もダメ理由はポリウレタンが25% も入っているからですね

これも単なるパーカーだと思いますが、ハイブランド、そしてリヨセルというデリケートな繊維が含まれているのでウェットクリーニングマークが記載されています

これは通常のシャツ。ウェットクリーニング記号は記載されていません、しかし、タンブリング、ドライクリーニングは☓です

これは以前の記号ですが、全てをオールバツとは洗えない服ということを意味しています、以下に注意書きとしてケアは「水を含ませ固く絞った布で水拭きしてください」と記載があります。ちなみにこの商品は?マッキントッシュのトレンチコートでした
一例ですが、いかがでしたでしょうか?
ケアラベルを見ずにただ洗濯機に入れたり、コインランドリーで洗ってしまっていたりしていませんでしたか?
それでは本来の性能、美しさを保てず、寿命も短くしてしまっていたことでしょう
ウェットクリーニングマークが記載されているものは、できればプロのクリーニング屋さんへ
ご家庭で洗うなら気をつけて優しく丁寧に慎重に洗う洗うべき商品であることをお忘れなく!
あなたの衣生活の基本はまずはケアラベルをよく見ることからです。
大切なお洋服できるだけ良いコンディションでできるだけ長く愛着してください
専門家の方はもちろんご存知だと思いますが、一般の人はほとんど知らない衣類につけられているケアラベルの中の恐ろしいマークについて説明いたします
前回、「ワークマンの衝撃」で、ジーンズを絶賛しました。縫製も機能も素晴らしく、しかも安すぎる価格設定に衝撃を受けました
購入して着用しましたが、履き心地もよく感動しました、ところが⁉️
家庭で普通に洗濯機で洗ったらなんと1回洗っただけなのに艶がなくなり、色がさめて布地がクタっと劣化してしまったような感じになってしまいました。


これはおかしいと思って。ケアラベルを(洗濯表示)を見たらなんとこのマークが記載されていました。



このWのマークはウエットクリーニング
専門家に依頼すべき商品であることを意味しています。Wの下に2本線がついたらそれは超デリケートな商品ということを意味します。ハイブランドの服に多くつけられています、シームレスダウン、ボンディング加工製品にはほとんどつけられています
ということは、このジーンズは専門家の特殊技術で洗うべきと表示されていたのです‼️
しかし、同時にこのマークもついてます

家庭で優しく温度は30度以下で水洗いできるというマークもついています
ということはこのジーンズの洗濯は洗濯機でぐるぐる回す、なんて荒々しい洗いは NG で、できれば専門家クリーニング屋さんに依頼すべき。しかし、家庭で優しく手洗いすることもできるという解釈になると思います
よく見ると他のメーカーでもストレッチジーンズにはほとんどこのWのマークが記載されているはずです
ストレッチ =ポリウレタン混入品
ポリウレタンは過度な洗濯で劣化が急速に早まりますポリウレタン製品はただでさえ特別に寿命が短いのに洗濯でさらに加速させている現状があると思います
このジーンズには25%も混入されていました、だからこんな症状が顕著に現れたのだと思います
ストレッチ素材を長持ちさせるために、このことは絶対に知っておくべきことだと思います
商品購入時も必ずケアラベルは見てポリウレタン混入商品か?Wのマークがついていないか?
確認して承知の上で購入されれば良いのですが、知らずに購入し長持ちしなかった、安物だから仕方ないと諦め、早々に捨ててしまうことがないようにしていただきたいと思います
Wマークがついた商品を長く着用したいなら、やはり専門家クリーニング屋さんに依頼すべきだと思います。メーカーもそのように指定しています
最後にレッツは連日のようにクリーニング事故品修復依頼があります。その半数以上にこのWマークが記載されています
専門家プロが気をつけて洗いの技術を駆使しても事故が起こってしまう。リスクある商品につけられているWマーク品は?
地雷、時限爆弾商品と言っても過言ではないと思います
最後にもう一つ事例です、普通の何のリスクもないと思われる。パーカートレーナーですが、なぜかWマークがついています、理由は?ハイブランドだからかな〜?
W(ウエットクリーニング)気をつけましょう!

過去最高に業界規模が縮小し事業者もどんどん減少しているクリーニング業界ですがまだまだチャンスはある!
と、いうことで業界新聞の連載で対談式で書かせて頂きました。
要約すると
1.川上のアパレル業界をよく見る、扱う品物をよく理解し対応するための技術や経営方法を整える
2.ブルーオーシャンの靴カバンを主力メニューにする
3.簡単お直しをメニュー化する
よく知りたい方は原稿をそのままご覧ください。

先が見えない、やる気が出ない方は早急に業界から撤退も必要な経営判断かも知れません。
しかしこのような可能性もまだあることを知って頂きたいと思います。
レッツリフォームがサポートさせて頂きます。