たった50年位前はほぼゼロだったプラスチック(化学樹脂、繊維)が3億倍超えですね
衣類も大半がプラスチックに変わってしまいました
それに対応していないクリーニング業界が衰退していくのは当然のことかもしれません
この大量生産消費廃棄は多大なる環境負荷を及ぼし地球温暖化だけでなく見えない、見える環境汚染を繋がっています
またこれだけ医療科学が発達した現代において過去最高にガンやその他病気が多くなり、健康被害も甚大だと思います

このまま増え続けていけばどうなるか?
これは誰でも想像がつくのではないでしょうか?
持続不可能な生活=人類滅亡
大袈裟かもしれませんが、その可能性は大ですよね!
どうしようもない問題のように思われますが実は答えは簡単です
生産量を徐々に減らしていき、環境不可を減らし
▶▶▶8Rを拡大させていく。これが持続可能なサステナブルファッションです
戦争や天変地異を回避していくのは困難なことかもしれません。しかし、この問題は政治ですぐにでも必ず解決していくことができます。やるかやらないかです!
早急に対処していかなければ、間に合わなくなってしまうと思います
テキスタイルケアのホームページにその3原則が書かれています。人類が持続可能な社会を希望するならこれを遵守しなければならないと思います


それはメーカーが指定するメンテナンス、クリーニング方法を無視して乱暴な方法で洗っているからです。
「洗濯表示(ケアラベル)を見て洗濯されていますか?」
と聞くとほとんどの人はそんなの見たこともないと言われます
ケアラベルはメーカーがその服にあった洗い方を指定する取扱説明書であり、保証書でもあります
だからこれ以外の方法で行ったら保証できない、責任は持てないという証です
「洗濯機、コインランドリーで普通に洗えてますよ」
というご意見が多いと思いますが、実は違います、その服はもっと良いコンディションで着られるはずだし、もっと長く着用できるはずです
一例ですが、伸縮繊維、ポリウレタン入りの服が氾濫していますが洗濯機でぐるぐる回したら次第に形が崩れてきます。さらにコインランドリーで高温で急速乾燥させたら間違いなく寿命は短くなります
しかし一気にはそうはならないので、ほとんどの人は気づきません
だから、洗濯機やコインランドリーで洗っても問題ないと思ってしまっています
変形、寿命、劣化を促進している洗い方をしていることに気づいていません
だから様々な洗濯表示記号がありますがほとんどの人は知らない、知ろうともしない
ネットで検索すればすぐにその洗濯方法は誰でもわかります
しかし、その中で唯一曖昧なマークがあります
それがこのマルダブル、意味はウェットクリーニングです
ウェットクリーニングとは?
家庭洗濯とは異なる【専門家の特殊な技術による水洗い】になります

このマークはつけられていたら、その服はメンテナンス、クリーニングのリスク商品です
例をあげたらきりがないのですが、普通に洗濯機やコインランドリーで洗ったら必ず何らかしらのトラブルが生じてきます
ところが、このマークと同時に桶(バケツ)のマークがつけられた服がたくさんあります
この意味は「リスク商品ゆえ専門家に依頼してください。しかし、家庭でも洗えますよ。自己責任で洗濯してください」
という意味になります
困ってしまいますね〜
ではさらに解釈させていただきます
「大切に長持ちしたい服はプロに依頼しましょう。そんなに大切ではない長持ちさせるつもりもない服ならご家庭で優しく気をつけて洗ってください」
ということになります
安物だから洗濯しているうちに変形してくるし、寿命はそんなに長くないと思い込んでいる方が多いと思いますが、実はメーカーが指定する方法で行えばずっと良いコンディションで長持ちさせることができる、そのための洗濯表示(ケアラベル)です
メーカーがこれをもっとしっかり伝えるべきだった
購入者もお金を出して買った服を大切に着るためにこの取扱説明書、ケアラベルを見て洗濯するべきだった
メンテナンス業者もこの事実をもっと啓蒙し、服を大事にしてもらうことを伝えるべきだった
大量生産消費廃棄を縮小し、サステナブルファッションを目指していくための第一歩はこのケアラベルを見るということが基本だと思います
ウェットクリーニングについての深いお話はまたの機会にさせていただきます
▶▶▶「服をダメにしているのは実はあなたです」是非動画もご覧ください
ファッションにおいて最高の布地は決めかねますが
最強の布地ははっきりといえます!
それは【ポリカーボネート系のポリウレタン繊維、合成皮革】です
このブログで散々ポリウレタンは短期寿命素材だといってきましたが通常のファッション衣類にはエステル系、エーテル系のポリウレタンが使われています
しかし高級車や家具で短期寿命素材が使えるはずがありません
10年以上の耐久性があるポリカーボネート系ポリウレタンが使用されています
今までファッションにはほとんど使われてなかったけど前回かいたブログで車のシートを作っている共和レザーという会社がカバンや小物などに使って製品化されています
私も購入していろいろ試してみました、やはり凄い!凄すぎですよ〜😆
ダントツで最強まちがいなし!
いろいろ実験したのでご覧下さい
カバンにできたなら当然、靴や衣類にも活用していけるはず!
エシカル(倫理)、サステナブル(持続可能)ファッションは可能なんだと初めて確信できました
このようなカバンや衣類が普及したらまちがいなく私達のメンテナンスの仕事は減るでしょう
しかし人類が持続してくれたほうがずっとよい、というか持続させていかなければならないからその大義には抗えません、抗えないなら賛同、そして普及のために協力したいと思い動画を作ってみました
▷▷▷ぜひお気に入りを一つ買って一生もののバックにして下さい。
けして共和レザー様の営業マンではありません😆
前回の投稿で川上をよく見ることが大事と書きました。
自分で書いてできていないことが2つあると感じていたので今回は先ずはその一つです
テレビの特番で見て衝撃を受けていた
ワークマン女子

あまりにもよいクオリティのわりに安すぎる💥
女子だから自分には関係ないと思い込んでしまっていたが実はそうではなかった!(仕事柄関係ないわけない😅)
お店に初めて入りました、なぜか男性もたくさんいたので入りやすかったです😅
店内はやはり衝撃の嵐🌀🌀🌀
なんと女子のお店と思っていたら男性ものが2〜3割はありました!店員さんに聞くとなんとこれらは男女兼用とのこと😨
なんとそこには若者ではなく私のようなおじさん、おばさんもたくさんいて次々購入されていました
デザインもオリジナリティあるまさにワークマンっぽい活動的カジュアル、大半が化学繊維もちろんストレッチ素材も多くポリウレタンがフル活用されていました
だからシワになりにくくもちろんすべてが家庭洗濯可能品😓
しかし修理は発生するでしょうとよく見ていくと縫製も布もすばらしい😨
しかも信じられないくらい安い🔥
おそらく破れたりしたらすぐに廃棄し新しいものを購入してしまうでしょう
私も一着ジーンズっぽいパンツを購入してみましたがポリウレタンが25%も入っているからノビノビ、なんと驚くほど冷たい−5℃(書いてあった😆)すばらしい縫製、なのに税込み2900円って🔥ありえない!


でもほとんどの人は私のように興奮して購入しているわけでなく普通に買っていました
これが最も恐れていることです☠️
こんなに良い服がこんなに安くできるはずがない、どんな経営努力しても不可能だと思います
製造者はどんな過酷な条件で作られているのだろう?製造現場を見せてほしい
安くて良いものはどんどん売れるでしょう
しかしその歪みはますます拡大してしまうでしょう
ワークマン 女子 恐るべし
川上を知り対策をうっていかないと!
この注意事項 ラベルにもびっくりしました すごい リスク回避🤯永久保存って!!

ポリウレタンのことが書いてないのは長年は着ないことが前提なのかな?まさにファストファッション文化が浸透している証拠だと思いました
次回は真逆の事例を紹介します、ご期待ください😊
あまり知られていないと思いますが欧米では 繊維製品の洗浄及び各種ケア産業として【テキスタイルケア】があります。
この産業の提唱者であり 代表理事の住連木先生の講義を改めて受講しました。
繊維や加工の歴史から様々な知識を勉強させていただきました。

住連木先生は同時に今話題のサステナブルファッションについてもう30年以上前から提唱されていました。

これが世の中に普及していたら日本の衣生活、文化はもっとエコロジーで優雅な良識ある文化になっていたと思います。
今の使い捨て文化になってしまったのは間違いなく衣類を守るべく産業の勉強 努力不足だと思います。
知らないからケア、リペア、メンテナンスできない!
なぜやらないか?それは 利益に繋がらないから 儲からないから….
もちろん住連木先生はそのことに心を痛めていたのでテキスタイルケア産業立ち上げのためにご尽力されていました。
しかし 既存の産業、勢力に潰されてしまいました!
その団体はあえて書きませんが
生活衛生産業内でテキスタイルケアサービスまでやっているから必要ない、諸々の問題が生じるから迷惑との見解でした。
私もこの産業にトータルファッション メンテナンスを長年 提案してきていますからよくわかります。
楽して稼げていた時代を知っている人たちは 既得権を失いたくない、新しいものに抵抗を示す、粗探しをして潰そうとする!
どの産業もそうかもしれませんが日本が経済成長し続けられなかった理由の一因ですね。
そこを打破できなかった!
それがテキスタイルケア産業が社会的に確立できなかった理由だと思います。
テキスタイルケア産業を否定した現産業は衰退の一途、斜陽産業になっています。
もはやその産業だけで復活する見込みはないと思います。
テキスタイルケア産業の創設も最早、難しいと思いますが!?
住連木先生のファッション エコロジー、サステナブル ファッション、そして衣類に対する深い知識と想い、志は私だけでなく 多くのクリーニング業界関係者に受け継がれていくと確信しています。
そうならなければ人類は使い捨て文化で必ず滅亡の危機に瀕すると思います。
最後にテキスタイルケア産業の構想図をご覧下さい。

幻のテキスタイルケア産業✨
昨年はコロナ禍で行われた
▶▶▶クリーニング全国展示会に参加しました。(昨年書いたブログ)
過去最低出展企業、来場者でした。
しかし同時期に行われた▶▶▶サステナブルファッション展示会(昨年書いたブログ)の出展企業、来場者には本当にびっくりしました。
あまりにも桁違い!
アパレル業界も厳しいはずなのにコロナ禍を諸共せず、明るく元気なのはなぜだろう?
チャンスを求めて集まるのだろう?
そこはさておき!
では衰退産業だと思われているクリーニング業界から今年もレッツリフォームそしてクリーニング業界では大手商社のカミナガ販売様と共同で今年も出店致します。(昨年度の3倍のブース)
なぜこんな投資をして参加するかといえば昨年度の成果が物凄くよかったからです。
それだけでなくアパレル業界にメンテナンスを意識して頂けるようにするためには最高のプレゼンの場所、チャンスだと思ったからです。アパレルもサスティナブルは最重要課題であるはず、アパレル業界でもメンテナンス関連サービスや商品を探している、一般消費者も自分でできるメンテナンス法やグッズを探している!これは家庭洗濯の進化、普及ではっきりしていることですが、ここにチャンスがあると思います。
さらにメンテナンス意識が高まれば自分でできないものはプロに頼んでまた愛用、愛着したいという意識も高まると思います。これこそが本当の目的です!
レッツリフォームは簡単靴洗浄とそのミラクルな仕上げ法のプレゼンそしてアカデミーオンライン講座のご案内です。
カミナガ販売様は他にも様々な染み抜き剤、洗剤、仕上げ剤をプレゼンします。
実演がメインだから今年も人集りまちがいなしです。
アパレル業界そして一般消費者にメンテナンスの風穴をあけることがミッションです。
サステナブル社会に絶対必要なメンテナンス、クリーニング業界にはチャンスがあるはずです。
しかし社会は勝手にわかってくれません!
わかって頂くためには努力とマーケティングが必要です。そのために最高のイベント【サステナブルファッション展示会】ご来場されませんか?
楽しく元気になれる、そしてチャンスがたくさん見つかると思いますから!
サスティナブルファッション展示会でお会いしましょう〜?
