今、これからの日本の経済が良くなっていくと思われている人は少ないのではないでしょうか?

多くの有識者の話を聞いたり、読んだりしていますが

少子高齢化、増税、政治の問題 つまり 国力が低下している危機的な状態だ。などなど

しかし私は最も大きな原因を感じています。

今の社会で大変 言いにくいことではありますが・・・

誰も論じていないし、本当に日本経済が良くなってもらわないとこの先が本当にやばいと思いますから忖度なしで書かせていただきます。

【丁稚奉公 システムがなくなったから】

丁稚奉公(でっちぼうこう)なんて今の若い人たちは知らないかもしれません。

「若い人たちまたは仕事がまだできない人たちが 商人や職人のもとで仕事や技術を教えてもらう、 給料などはなしで 一定の期間奉公することです。」

今こんなことをやっていたら 社会的に問題になりますよね。

しかし私の祖父、父も洋服の仕立ての技術を教えてもらうために中学を卒業したら地元を離れ教えてくださる職人の家に住まわせてもらい、食べさせてもらうだけで給料はなしで働きながら仕事を教えてもらい3〜5年間くらいの丁稚奉公をしたのです。

これは洋服仕立業界だけでなく ほとんどの業界で行われていた人材育成システムでした。

30年前に家業をついた私もそれが当然だと思っていたので バブル後半期でありましたがほとんど お小遣い程度で仕事をし必死に先輩職人さんたちに仕事を教えてもらっていました。

仕事もできないのに給料をもらうこと自体に抵抗がありました。それは 祖父や父の話を聞いていたためだけでなく、社長になって会社の経営を考えたら当然だと思いそのようにしていました。

この丁稚奉公システムが社会的に認められていてこのようにハングリー精神を持った人たちがたくさんいて日本経済を押し上げていました。

戦後その貪欲な技術習得意識と努力から多くのイノベーションが生まれ日本は経済大国になれたのだと思います。

しかし今では最近特に働き方改革という名のもとに ほとんど仕事ができない技術がない しかも大してやる気もない人たちにもいきなり先輩技術者たちに匹敵する給料を払わないといけない 法律が出来ました。さらに週休2〜3日が多くなり、有給(休んでもお金がもらえるシステム)も法律化されました。さらに会社が赤字でも正社員なら社会保険料も負担し、賞与もあるべきという理不尽。

どんどん労働過保護になり経営は圧迫され重大な問題が発生しています。それが!

【人材育成 後継者育成 技術開発 ができない】

人材育成にはそれに携わるベテラン技術者の人件費を費やすだけでなくその技術者が発揮すべき生産性利益を失い、その教えてもらう新人に給料を払い、生産性を生じない時間を大量に費やしてしまう。それなのに仕事がきつかったり人間関係の問題で離職してしまう人たちが多くなっています。人材育成のリスクがあまりにも高くなっていると思います。

日本の8割以上は中小零細企業その6割以上が赤字経営

これでは とても人材育成などできない、大企業においてもまともにできない。

だから日本の技術力はどんどん低下し 世界に追い越され経済は衰退していく。

イノベーションとは 基礎的な技術とキャリアの上に血の滲むような努力を積み重ね 生まれてくるのだと思います。

もうその環境、人材は日本では育たないと思います、だから今後の日本経済は絶対に良くならない さらに衰退すると思います。

これは少子高齢化が進む社会において深刻かつ由々しきことだと思います。

しかしこれを打破していく方法があります。

大変 言いにくいことであり、叱られるかもしれませんが

丁稚奉公 システムを復活させることです!なんて不可能ですから

学校のような有料の人材教育システム 業界ごと どんどん作っていくことだと思います。

大変失礼ですが 中学や高校もちろん大学 この多くの時間とお金を費やした学びは人生において 費用対効果があったとは思えません、見渡しても思えません。

部活というスポーツに没頭するのも人生において良いことだと思いますがそれは日本が経済成長中、 安泰な時ならです。

明らかに下り坂であり どんどん 厳しくなる環境で余暇に時間とお金を費やしている余裕はないと思います。

昔とは全く違った日本の環境であることを認識しこれから 自分の価値、生産性を高めていくために何が社会的貢献につながるのか、そしてそのためにどんな学びをしていったらよいのか真剣に考え 答えを見つけたらそれに対して全部の時間とお金と努力を費やす、方向性が間違っていたらすぐ修正しまた継続する。

この職業につきたい、やりたいと決め込むことは激変する社会において危険です、常に何が 社会的貢献につながるのか、それが自身の収入 所得につながるか?

自分の生活が安定向上しない限り社会を良くしていくなんてことはできない。

もちろん全ての人が健康に働けるなんてことはない、だからこそ健常者はそのような人たちを支えていくため自分自身を高めていかなければならないと思います。

今の日本経済 環境には人材育成システムが必要です。

無駄な学校に時間とお金を費やすなら将来 自分の夢を叶えられる学校に費やし努力していくことが 日本経済復活の鍵だと思います。

レッツリフォームアカデミー リフォーマー養成講座はそのための一助となるように運営しています。

日本経済はこれからさらに急降下していく!

それを緩やかに回復していく可能性があるのは 丁稚奉公に変わる人材育成システムの開発導入だと思います。

日本が健全に幸せな国であり続けますように。

2022、2月スタート!!

このサービス、技術を継承するためいつかはやらなければと思っていたリフォーマー育成ですがやっと撮影技術の向上とネットの進化普及、オンライン環境整備などでできました!

その【寸法直し&ハイリペアコース】の動画撮影の一コマです。        ボンディング製品の縫製! 

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【洋服リフォーム業界の歴史(前編)】

日本に和服しかなかった時代から明治維新で洋服が入ってきました。最初は軍服からでした。次第に庶民にも洋服が広がり一張羅というように1、2ヶ月分の給料を注ぎ込み自分のスーツを仕立てる人が増えてきました。

全国各地に洋服仕立て業者(テーラー)が増えてきました。婦人服ももちろん仕立てしかありませんでした。婦人服は(洋装店)といいました。双方合わせて当時、5万人以上の業者が生まれ大きな産業になったそうです。

多くの学校も組合もできました。

私の叔父は当時は忙しくて儲かった!

なんて自慢話をよく聞かされました。

ところが戦後、既製品が増えてきました。

高額なオーダー品(仕立て品)を買えない人達は既製品を買い始めました。当時は「つるし」なんていって仕立て職人は既製品のことを小バカにしていました。

ところが既製品がどんどん氾濫してきて安い上に品質よくデザインもデザイナーと呼ばれる人達がでてきて格好良く作られてきました。若者は既製品を抵抗なく購入するようになってきました。

昭和50年から60年の間についにオーダー品から既製品が主流になってきました。

洋服仕立て業界の繁栄はたった50年足らずで衰退期を迎える事になりました。

次回はその時代の分岐点に立たされた仕立て業界の歩んだ道を書かせて頂きます。

▷▷▷宜しければこちらのブログもご覧下さい!

▷▷▷こちらも読んで頂けるとうれしいです!

▷▷▷中編へ続く

「レッツリフォーマーアカデミー要請講座」の発起人であり、主任講師の高柳光生を紹介します。

警察官志望で某体育会系大学4年のころ、父が死去し、急遽家業を継ぐ事になる。

大学卒業後、名古屋モード学園、大原簿記で学び、その後社内外で洋服仕立て、洋服直しの技術を学ぶ。

独自の洋服リペアノウハウ、靴鞄メンテナンス方法を開発しヒットサービスになる。

5年後、洋服リフォームチェーン展開後、方針を変更し直営店4店舗体制で技術、経営ノウハウ指導事業をはじめる。

2018年で20年間で通算800回以上の洋服リフォームをはじめ靴鞄メンテナンスの講習会を全国各地で開催。

洋服リフォーム業界、クリーニング業界活性化、トータルメンテナンスサービスの普及に邁進中!

2018年から「レッツリフォームアカデミーリフォーマー要請講座」を開設「洋服の修理ができる人をたくさん育成して、洋服を直して大切に愛着する文化を創りたい。」

  • 信念「もったいない」
  • ミッション「持続可能社会への貢献」
  • 趣味「洋服直し、靴鞄メンテナンス」、講習、温泉
  • 苦手「カラオケ、昔話、ドキドキする酒場」
  • 宿泊「カプセルホテル」

講習中は真剣そのもの!

講習中の様子!楽しく盛り上がります!