今後、最も有望な職業!
(給料が上がる可能性が高い)はなんと!
縫製工!
縫製工といえば明治の殖産興業からはじまり昭和中期までは国内で衣類の縫製がされていてしかも仕立て(オーダーメイド)が全盛期の頃には花形産業であり、優良職業でした。
しかし、服の大量生産がはじまり、縫製業の生産拠点が海外にどんどん移り、収入も激減、平成には縫製を学ぼうとする人もほとんどいなくなり学校もなくなってきて衰退産業、低所得な仕事になってしまいました。
アパレル(製造業)が大量生産から小ロット生産、オーダーメイド生産、多様化、細分化するため日本の技術のある縫製工を必要としている。
また服のリユースブームでさらに必要性も増しているそうです。
なるほど~と、思いました。
しかし、そこまで技術力ある縫製工は最早、日本に300人いるかな?あと5年もしたら100人以下になるかもしれません。高齢化で激減しているのです。
そして私はその需要はそこまで大きくはないと疑問視しています。
その高技術者を好条件で雇用し活用し高収益事業ができる企業はわずかしかないはずだからです。受け皿がない。だからこれだけでは大きな産業にはならないと思います。
しかし、縫製工の技術が見直され、希少価値のある技術だと認識されたのは凄くうれしい事です。
ではここから私の見解を書かせて頂きます。
衣類を使い捨てにする傾向から、大事に長く愛着愛用したいと思う人が増えてきています。またエコロジー、エコノミー思考も高まりその受け手となる「リフォーマー」の活躍が期待されてくる!
簡単なほつれ、ほころび、キズや穴修理やボタンやファスナーのトラブルも直せる技術!
そして寸法直しの技術!
そしてリユース(ファッションリフォーム)までできる技術!
これからの社会で優良職業になると思っています。
だからといって簡単な道ではないと思います。
一朝一夕には技術は身につかないし、たとえ身につけてもその仕事にたどり着けるか分からない!
このレッツリフォームアカデミーは
リフォーマーの育成だけでなくそのビジネスのフォローもしています。
参加者はまだまだ少ないけど、これからの社会を支える事ができる人材を育成し、
「洋服リペア、リフォーム」を大きな産業 にしていきたいと思っています。
ぜひ志のある方、お待ちしています。
ありがとうございました。
上記の記事をぜひご覧下さい!
【洋服リフォーム業界と働き方改革】
「働き方改革」
社会的課題ですね!
特に経営者にとっては従来の考え方や小手先の方法では乗り越えられない大問題だと思います。
働き方改革の内容については周知のことなので省きますがこれを達成するには
「一人当たりの生産性の向上を達成する以外に実現できない」
と、思います。各業種、様々な対策をされているでしょう。
洋服リフォームでは! 量産化ができない、一人が一点抱えて完成させる。だから一人当たりの生産性がはっきりとわかります。
もし、それが一人当たり3000円を切ってしまうようではとても働き方改革などできないでしょう。
しかし、洋服リフォーム業界ではこのハードルはかなり高いです。
「料金を上げれば生産性は上がる!」
当たり前ですがこれを行えは必ず客数は減ります。衣類がこれだけ低料金で販売されているのに高料金化を目指していくのはあまりにもリスクが高すぎる。でも少しづつ社会のご理解を頂き上げさせて頂かなくてはならないと思います。
もう一つの方法は「作業を早くできるようにする!」
しかし、作業を早くする努力にはもちろん限界があり、高年齢に応じて遅くなってきてしまいます。機械はミシン!一例ですがもし裾を手でまつるなどしていたら絶対に会社として利益を出せるサービスにはならないでしょう。
作業生産性の向上これをあまりにも意識して行うと品質を落としてしまうことにもなりかねません。
仕事のクオリティを落とさず、生産性の向上を謀るには「仕事の方法をかえる!」しかないと思います。
その為にこのレッツリフォームアカデミーを作りました。洋服リフォーム業界は必ずこの問題で淘汰されます!
洋服リフォームサービスはこれからの時代にますます必要とされています!
「働き方改革」に対応しこれからの社会でも生き残り、若い世代に繋いでいくためにも
洋服リフォーム関係者の皆様にはレッツリフォームアカデミーにご参加(受講)して頂きたいと思います。
「働き方改革」は社員だけのものではなく経営者のためのものにしなければ会社は存続できず本末転倒になる可能性も高い政策だと思います。
経営者の皆様、お互いがんばりましょう💪