もう利用されてる人も多いと思いますが話題のチャット GPT はあまりにも凄い発明ですね!これが誰でも無料で使えてしまうなんて脅威でしかないです!

これが普及し多くの職業がなくなり 社会が大きく変わると言われています。

今回、我が業界の2つのことをチャット GPTで質問してみました!

「洋服リフォーム業界は今後どのようになりますか?」

わずか数秒でこのような凄い完璧な答えが返ってきました!

さすがチャット GPT と思っていましたがよく見ると私が過去ネットに書いてきたことだと思いました。

チャット GPT はネット上にあった私の文をいくつか拾って完璧な文章に作り上げたのだと思います。

次に「洋服リフォーマーはこれからどのようになりますか?」

これはアパレル業界の期待することでもあります。

現実には先日アパレルのファッション展示会に参加してきましたがまだまだアパレル業界とのコラボは難しいと思いました。

この2つの質問からもわかるようにチャット GPT は 今、現在ネット上にある情報を集めてきて文章化する!

企業や人の希望的観測もネット上にあれば答えの文に入ってきます。

その中にはフェイク情報も入っているかもしれません。

迂闊に信用できませんね〜😆

でも大いに参考になる、活用できる チャッㇳGPT!

使いこなす人と使わない人の差がどんどん開いていくのは間違いありません。

無料で何度でも使わせていただけます、ありがたく活用していきましょう!

日本は昭和時代に世界最高レベルの技術大国でした!

特に繊維産業は多くのイノベーションを起こし世界に大ヒット商品を生み出してきました!

私が特に凄いと思う生地があります。それが東レが1970年に発明、発売した生地

【エクセーヌ】です。

これは柔らかなスウェード調の布に見えますが人工皮革(合成皮革)です!

超極細繊維の不織布にポリウレタン樹脂を含ませて作っているとあります。

デザイン性はもちろん、耐水、耐熱、染色にも優れ、メンテナンス性にも優れ、なんと!

ポリウレタン樹脂なのに耐久性、寿命が長い(加水分解してこない)もう50年位は経っているはずなのに劣化したものを見たことがありません!

ポリウレタン樹脂を使った合成皮革なのに?

ここに秘密が隠されていますね!

レッツリフォームの合成皮革復元セミナーに参加されている方ならピンときたはずです。

同じポリウレタン樹脂でもポリカーボネート系だけは加水分解してこない、長期耐久性がある素材です。

だからこの エクセーヌ は当初衣類だけでしたがすぐに高級車の内装、高級家具にも使われるようになりました。

今では名前が【ウルトラスエード】として普及しています。

イタリア生産ブランドとしては【アルカンターラ】として高級車に使用されています。

他にも凄い繊維は数多くあります、こんな凄い生地を発明した日本の繊維産業なのになぜここまで衰退してきてしまったのか?

深い事情は分かりませんが技術が流出し、もしくは安易に教えてしまい、または目先の利益に走ってしまったのかもしれません。

技術大国だった日本が50年足らずで衰退してしまったのは残念でしかありません。

技術開発には多くの時間と投資と努力が必要です。

それが今では簡単にパクられる時代です。そしてそれが安くできればそのまま消費者に指示され普及してしまう時代だと思います。

そのことを踏まえてこれからの技術開発をしていかなければまた同じことの繰り返しになるはずです。

技術を安売りしすぎてしまった日本、お人好し過ぎた日本人!

リスペクトされたのはほんのわずかな一時でした!

この教訓を生かしこれからの産業は先手を打っていかなければならないと思います。

エクセーヌ、ご存知なかった人は動画を作りましたのでご覧下さい。

https://vt.tiktok.com/ZS843q9pD/

【第四回目の衣文化革命が起こる!】

いや起こらなければ人類は衣文化で存続の危機に陥ってしまうと思います。

世界がこれだけサスティナブル、SDGSと叫ばれ、日本でも環境省、消費者省でも凄いホームページもできて啓蒙されているように一般に知られているより衣類の大量生産廃棄問題は環境負荷に多大な影響を与えています。

ここで近年最初の衣文化革命から書いていきます。

第一!江戸時代から明治〜

和服から洋服に変わった事です。国民全員が洋服を着だしたからとんでもない需要が起こりました。昭和になると一般市民まで洋服を仕立てるようになり洋服仕立て業界ができました。祖父はここで大繁盛しました。

次に第二!既製品が作られ洋服が安く買えるようになった事です。昭和50年頃からです。高価な仕立て服を買えなかった人達が既製品を買い出し、青山さん、青木さん、はるやまさん達、婦人服ではレナウンさんなど大繁盛し大企業になっていきました!

と、同時に新しいサービスが生まれました。既製品は体にピッタリ合わない、だから寸法直しの需要が生まれました。

父はここで仕立て屋から洋服寸法直し屋になって大繁盛しました!

同時期にクリーニング業が出現して大きな産業になっていきました。

第三!平成になり、フォーマルからカジュアルへ、そしてファストファッションがアパレル業界の大半を占めるようになりました。ご存じ世界的大企業が日本からも出現しました。

スーツを着る人が激減、安くファッショナブル(流行的)な伸縮素材(ポリウレタン入り)の服が大量生産されるようになりました。

ここで人類にとって深刻な問題が起こってしまいました。温暖化の原因もここにあるのだと思います。

【大量生産消費廃棄】が人類を滅ぼす!

と、言っても過言ではない状況になっています。

そしてまだ起こってはいませんが

第四の衣文化革命が起こる、起こさなければならないと思います。

極論ですが必要最小限の消費にしていく!と、いうと経済がダメになると反論があるでしょう。

いや、新しくメンテナンス、リフォーム、リペア、リサイクルなどのサービスで経済が活性化すればよいのではないでしょうか。

社会が人類がサスティナブルに幸せになるべき産業が栄えていく事が事業のミッションだと思います。

これから服は正当に高くなっていきます。そして服の廃棄は有料化になるでしょう。

消費者は自分にあった服を、そしてできるだけ長く着用できる服を選び、そしてメンテナンス、リペア、リフォームして、できるだけ長く愛着、愛用できるようにしたいと思われるでしょう。

第四の衣文化革命は

【サスティナブルファッション】です!

もちろん最後の第四の革命はレッツの妄想です。(笑)しかしそうなることを願い準備していきます。

リフォーマーが活躍する時代になると信じて!!

貴方もリフォーマーになりませんか?

環境省ホームページから抜粋(シェア推進されています)