洗ったら壊れた=クリーニング屋さんの責任ですか?

洗ったら壊れた=クリーニング店の責任?

実はメーカー不良や経年劣化の場合もあります

最近、

  • 「クリーニングしたら剥がれた」
  • 「洗ったらボロボロになった」
  • 「ほつれた」
  • 「プリントが割れた」
  • 「シームレス部分が剥がれた」

などのお問い合わせが増えています。

ですが実は、

「洗ったから壊れた」=「クリーニング店が悪い」

とは限りません。

今回は、意外と知られていない
“クリーニング事故とメーカー・素材問題”について分かりやすくご説明いたします。


クリーニング店には「注意義務」があります

クリーニング店は、

  • 洗濯表示を確認
  • 素材を確認
  • 適切な方法で処理
  • 危険を予測して説明

など、

専門業者としての「注意義務」があります。

しかし、

素材そのものの寿命や欠陥まで完全に保証できるわけではありません。

これは法律上でも重要な考え方です。


実は増えている「素材寿命」の問題

最近の衣類は、

  • 軽量化
  • ストレッチ化
  • デザイン性重視
  • 接着加工
  • 圧着加工

などが非常に増えています。

その反面、

耐久性が弱くなっているケースも増加しています。


特に多いトラブル例

① ポリウレタンの劣化

非常に多いです。

例えば、

  • 合皮がボロボロ
  • プリント剥離
  • コーティング剥がれ
  • ベタつき
  • シームテープ剥離

など。

これは「加水分解」という経年劣化が原因のことが多くあります。

見た目は綺麗でも、
内部では劣化が進んでいることがあります。

クリーニングは、その劣化を“表面化させるきっかけ”になる場合があります。


② シームレスダウン・圧着製品

最近非常に増えています。

  • 圧着ポケット
  • 接着加工
  • 熱圧着
  • シームレス加工

など。

これらは糸で縫わず、
接着剤で貼り合わせている場合があります。

そのため、

  • 湿気
  • 経年劣化

によって剥がれることがあります。


③ 染色の問題

  • 水で色が出る
  • ドライクリーニングで色移り
  • 通常処理で色落ち

など。

これは製品側の染色強度不足の場合もあります。


法律的にはどう考えられるの?

クリーニング事故では、

「何が本当の原因だったか」

が重要になります。

日本の法律では、

  • クリーニング店の過失
  • メーカー側の問題
  • 経年劣化
  • 使用状況

などを総合的に判断します。

つまり、

必ずしもクリーニング店だけが責任になるわけではありません。


関係する法律

民法(注意義務)

クリーニング店には、
専門業者として通常必要な注意を払う義務があります。

しかし、

適正処理をしていても、
素材寿命や製品欠陥まで保証する義務はありません。


製造物責任法(PL法)

通常の使用や通常クリーニングで壊れる場合、

製品そのものに問題がある可能性があります。

その場合は、
メーカー側の責任が問題になるケースもあります。


実際に多い「誤解」

「洗った後に壊れた」

「クリーニング店が壊した」

と思われることがあります。

しかし実際には、

  • 長年の劣化
  • 素材寿命
  • 接着剤の寿命
  • ポリウレタンの加水分解

などが原因であることも非常に多いのです。


レッツリフォームでは

当店では、

  • 素材確認
  • 劣化確認
  • 危険予測
  • 事前説明

をできる限り行っております。

しかし近年は、
見た目では分からない劣化も非常に増えています。

特に、

  • ポリウレタン
  • 圧着加工
  • シームレス製品
  • 合成皮革製品
  • PU伸縮繊維(ストレッチ製品)
  • PU含浸加工
  • PUコーティング
  • PUボンディング加工
  • PU樹脂部品
  • PU防風防寒防水加工

などは注意が必要です。


大切なお洋服を長持ちさせるために

衣類は永久ではありません。

特に最近のファッション製品は、

  • デザイン性
  • 軽量性
  • 機能性

を重視する反面、
寿命が短い素材も増えています。

だからこそ、

「壊れた=全部クリーニング店の責任」

ではなく、

衣類の特性を正しく理解することも大切です。


お困りの際はご相談ください

レッツリフォームでは、

「これは直る?」
「洗える?」
「劣化?」
「メーカー問題?」

など、
分からないことがありましたらお気軽にご相談ください。

以下は指定されたウェットクリーニングで優しく洗ったのにシームレスダウンが剥がれて着られない状態になってしまいました

⬇️

シームイン(ダウンブロックを縫製)にしてクリーニング事項を回避することができました

これはほんの一例です

30年前から徐々にポリウレタンが衣類、靴カバンに使われるようになり、今では多くの商品に様々な形で混入されています

ポリウレタン混入された衣類、靴カバンは短期事業消耗品になります

そのことを告知すべきだと思いますが、きっとそれはされないと思いますからメンテナンス側から告知していくべきだと思います

これは商品に対する批判ではなく、消費者保護の観点から重要なことだと思います

そうすればメーカーに対するクレームもなくなってくるはずだと思います

お客様がその品物の寿命を認識して納得して購入されたらこのようなトラブルは起こらないはずですから✨