テーラーと洋服リフォームの関係を知れば今後の事業に役立ちます
2026年03月01日
レッツリフォームは元々はテーラーでした、個人の紳士服仕立て屋のことです、祖父が昭和前半に立ち上げ大繁盛した業界でした、父が継ぎましたが昭和後半になって既製品が台頭してきてテーラーは衰退し始めました(このことは何度も書いていますから割愛します)
今回注目していただきたいのは!
この時、起こったことです
私はまだ学生でしたが、はっきり覚えています。父と祖父がよく口論していました
テーラーの技術は高度な技術で、職人は皆誇りを持っていました、ですから洋服の直し修理など格下の仕事だと思っていました
テーラーで大成できなかった、食べていけなくなった者がやる仕事だという認識でした
父はテーラーでも優秀な職人だったらしくいくつか賞も取っていたり、その仕立てた洋服を見ると尊敬してしまうほど高度な技術を持っていました
しかし、仕事は年々減っていき危機感を感じた父はなんとテーラータカヤナギの看板をおろし
地元の名前を使った「浜北リフォーム」という洋服、直し専門店にしてしまいました
同業仲間からはかなり反感をかったらしく会合や旅行も行けなくなってしまいました、組合からも除外されてしまいました
なぜそんなことができたのか?
それは地元にはいなかったけど全国には新たなムーブメントが起こっていて
そしてその指導者と出会い、ノウハウを教えていただいたからです
だから思い切ってプライドや仲間や今までの技術を捨てテーラーから洋服リフォーム業に転業できたのです
そこで父がいきなり大繁盛したら周りのテーラーの人たちも修理を受け付けるようになりました
しかし、繁盛、成功することはありませんでした
理由はノウハウがなかったから!
時代が変われば当然ニーズも変わります
そのニーズを感じ取り、素早く事業転換していけるか否かが生き残りの策であることは今も昔も変わりませんね
私はその洋服リフォームが衰退してきたので、トータルファッションメンテナンスで生き残ってきました、形はかえど父と同じことをしてきたのだなと思います
先日の衆議院総選挙の中で小泉進次郎さんが当選発表の時、スーツのお話をされていました
私はすごく感動し泣けてきました!
テーラーと洋服直しで洋服は生き返り、人の思いを受け継ぐ!祖父と父を見ているようでした
ところで、クリーニング業界にトータルファッションメンテナンスを提案してきましたが、普及させることはなかなかできませんでした(もちろんこれからも頑張りますが)
クリーニング業界生き残りに大きな転換期が来たと思います
それはホームクリーニングと家庭洗濯が分かれている状態を
分けないで全てをお任せくださいとする洗濯代行(まもなくこの言葉も死語にするそうです)にする方法が試行錯誤されています
きっとこの産業もそうなっていくのかなと思います
先述の話に戻りますが、ではテーラーが消えてしまったのかと言うとそうではありません
全盛期の1/100以下になりましたが、必要な産業として誇り高く頑張っておられます
結局自分はどうありたいか?やりたいだけでは食べてはいけません、本当に成功していきたいのか、それともやりたいことをやりたいのか?
最早やりたいことをやって生き残れる時代ではありませんよね、経営者はそこはシビアに考えていかないといけないと改めて思いました