M & A について(その3、事業継承の手段)
2025年10月15日
全ての社長や店主が最後に行わなければいけない事業継承には3つの方法があります
1.親族への承継
2.従業員への承継
3.第三者への承継(M & A)
※上記以外は以下の3種類の廃業です
1.チャレンジ廃業 2.前向き円満廃業 3.無計画廃業
30年以上前は90% 以上、1の親族への承継でした、しかし、今では30% ぐらいになっていて2の従業員への承継も同じぐらい30%ぐらいです
現在半分近くは3番目の第三者への承継(M & A)になってきています、理由は現在経営されている事業者の方ならご理解されることでしょう
社会的要因で現在中小企業の倒産件数は過去最高を更新中です(日本経済危機的状況です)
良い後継者、後継企業が見つからなければ倒産または廃業は避けられません
最悪の倒産は免れても廃業への道も規模が大きくなるほど大変な費用と労力がかかります
それを今、経営できているうちにしっかりと考えておかなければならないと思います
経営者の責任として免れることができない最後の課題です
今回の章でのまとめの私見ですが1.の親族への承継、2.の従業員への承継に際しても3.M & Aの方式を取るべきだと思っています
なぜなら事業主が築いてきたかけがえのない会社、店を無償で譲り受け、感謝もなくその価値を理解し努力できない後継者だったら事業継続は難しいと思います
それと親族や従業員に譲渡するに際して知っておくべきことがあります
まだ名義変更をされてない方そして5年以内に事業承継をする場合に限り、M & A 補助金があります
苦労だけ引き継がせるなんてことがないように後継者になる方に希望を持って頂くため、これは絶対に活用した方がいいと思います(一例ですが、店舗改装、新しいサービスをするための機材購入など)
レッツ M & Aはそのためのサポートもしています
譲渡金は事業主の最後の退職金、後継者の開業資金と据えることもできると思います
またはそのお金がなしでの譲渡でも家賃収入、外注収入、またはロイヤリティなどの収入源の可能性もあるでしょう
そして後継者、後継企業は最大限の投資をして、その資産を受け継ぐことで今後の成長が見込まれると思います、なぜならその企業または個人もまた同じ道を歩むことになるからです
そのために必要になることはその事業に精通し、M & Aの専門家であり、もう1つ加えると良心的に親切に双方に嘘偽りなく、より良いM & A を成功させることができるサポーターを見つけることができるか?
それが M & A成功の鍵だと思います
次回のその4はM & A のメリット、デメリットを書きます
是非ご覧ください